2016年9月26日月曜日

「コンビニ協働プロジェクト」ご報告

コンビニ協働プロジェクトに研究メンバーとして参加して下さっているコンビニエンスストアのオーナーさんが、先日のワークショップについてご紹介下さっています。
コンビニの方達にとって役立つツールとして活用できる仕組みづくりが大切ですね。
いつもありがとうございます。

先日、練馬区ココネリホール(練馬産業プラザ)でおこなわれた「地域高齢者を支えるコンビニエンスストア」ワークショップに参加してきました。
コンビニエンスストアのオーナー、店長、OFCや地域包括支援センターの方が集まり、「クロスロード」というゲームを通じて、高齢者支援に対する意見交換をするという会でした。
この、「クロスロ...ード」というゲームが面白くて、もとは京都大学の矢守博士らが阪神淡路大震災のエピソードををまとめて作った災害対応のカードゲームなのですが(http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/torikumi/kth19005.html)それをもとに「コンビニ協働プロジェクト」チーム(http://cvs4community.tumblr.com/)が作った「クロスロード:高齢者を支えるコンビニ編」というものを、今回のワークショップでは使用しました。
ゲームの内容はシンプルで、司会者が仮想的な状況が記された「状況カード」を読み上げ、参加者はその内容に対して「Yes/No」の選択をする、という流れです。
コンビニで働いたことがある人なら、思わず「あるある!」と言ってしまいそうな状況に対して、Yes/No(正解/不正解ではない)を選択するのですが、これが意外と意見が揃わない(そこが面白さなのですが)。しかし、Yes/Noカードを出し終わった後に「なぜその選択をしたのでしょう?」という話になると、皆様それぞれがイメージした状況が違ったり、立場が違うと視点が違っていたりで、自分と違う選択をした方の意見も「なるほど!」と思えるものがたくさん出てきます。コンビニ関係者なら、お酒を飲みながら朝まで盛り上がれちゃうゲームかもしれません(笑)
ほかにも認知症をテーマとした動画を見たり,ミニ認知症講座を受講できたりと、とても充実した会でした。またワークショップがおこなわれる様でしたら、こちらのページでご紹介したいと思います。もしご興味がありましたら、いつでもご連絡ください。

日本の現場発事例研究方法の開発に関するホームページを立ち上げました!

当教室で取り組んでいるプロジェクトの一つ、「日本の現場発事例研究方法の開発」に関するホームページを立ち上げました。適宜情報をアップしていきますので、ご関心のある方はどうぞご覧下さい。
http://tokyocasestudy.tumblr.com/
私たちは看護学の体系を構築するための,新たな事例研究の方法を開発しています. これまで,グラウンデッド・セオリー,現象学的アプローチ,当事者研究,既存の事例研究の態度と方法を踏まえて,事例研究ワークシートを開発してきました.また,そのワークシートを活用して病院や訪問看護ステーションなどの現場の実践者とともに事例研究を行ってきました(研究成果参照) これからも日本の現場から看護実践の知を発信するために,事例研究方法論の開発・普及を進めていきます.
東京大学医学部・大学院医学系研究科 高齢者在宅長期ケア看護学分野 教授 山本則子(研究代表者)
tokyocasestudy.tumblr.com

2016年9月16日金曜日

「地域高齢者を支えるコンビニエンスストア」ワークショップ

9月16日(金)練馬区のココネリにおいて「地域高齢者を支えるコンビニエンスストア」ワークショップを開催しました。
コンビニエンスストアのオーナーさん、店長さんや地域包括支援センター職員の方、練馬区職員の方、認知症専門医、看護職、大学の研究者など、約30名に参加していただきました。
様々な立場の人が、高齢者支援に関する意思決定ゲームを通して、コンビニエンスストアでの高齢者への支援について話し合いました。
http://cvs4community.tumblr.com//
...
We held the workshop on collaborations between convenience stores and healthcare professionals on September 16th.
Participants were staffs of convenient stores, professionals of community comprehensive support centers, staffs of the municipality, specialist physician of dementia, nurses, and researchers.
We discussed support for older adults by convenience stores from various points of view through the decision making game.
 


 

2016年9月6日火曜日

、「ホームホスピスはーとの家金町」の訪問

9/6(火)に、「ホームホスピスはーとの家金町」を訪問しました。代表の木戸様の、利用者の日常を援助すること、既存の建物を利用すること、また、スタッフをとても大切にする姿勢にとても感銘を受けました。都市部でのホームホスピスのニーズは大きいものですので、今後、ホームホスピスはさらに増えていくのではないでしょうか。
We visited to "Home Hospice Heart Home at Kanamachi" on 6th September. We all impressed Mrs Kido's philosophy: supporting client's usual daily life, using existing buildings, and caring for all staff members. We expected the number of Home Hospice will increase because of huge needs for Home Hospice.
http://homonkango-heart.com/homehospice/index.html



「エジプトからの留学生サメさんが初めての刺身定食」

本日、訪問看護ステーションハートを見学させていただきました。患者さん、利用者さんに質の高いケアを提供するために様々な取り組みをしていることをお教えいただき、感銘を受けました。その帰りに、留学生のサメさんとお昼ご飯を食べました。看護教員が3人もいたのにケアが行き届かず、ワサビの山を一口で食べてしまい。。。。配慮の不足を感じました。。。サメさんごめんなさい。

「地域高齢者を支えるコンビニエンスストア」ワークショップを開催のお知らせ



9月16日(金) 練馬駅前のココネリで「地域高齢者を支えるコンビニエンスストア」ワークショップを開催します。
対象は、練馬区内のコンビニ、地域包括支援センター、介護事業所の方々ですが、ご関心のある方は是非ご参加ください。参加には申し込みが必要です。http://cvs4community.tumblr.com/news からご登録下さい。
We are going to hold a workshop on collaborations between convenience stores and healthcare professionals on September 16th.




2016年9月5日月曜日

2016年9月5日第24回日本家族看護学術集会

日本家族看護学会では、昨年に引き続き事例研究に関するワークショップを開催しました。
ワークショップの参加者同士が終了後に協働できるように同じエリアの方々に近くに座ってもらうことや、看護実践に小見出しを作ってもらうことなど、新たな仕掛けを取り入れてました!グループワーク後に小見出しを発表していただいた際は、会場内に笑いがあふれるなど、とても盛り上がりました。
参加者の皆様にとって、一つでも収穫があれば良いのですが・・。
Following the last year workshop, we held a workshop about case study at The 23rd Annual Conference of Japanese Association for Research in Family Nursing.
The workshop in this year included new attempts such as seating near the participants who live in same area and making "komidashi" regarding nursing practice. In the group work, participants discussed about "komidashi" energetically. When the participants shared their "Komidashi" for all, everyone laughed in the room!